転送機能には大きく2種類あります。
ビジネスホンの機能で行う【機械転送】と電話会社のサービスで行う【ボイスワープ】
自分もよくお客様に、どちらが良いの?なんて聞かれることがありました。
簡単な違いなので、なるべく短くまとめて書いていきます💡
◇2種類の転送サービス
◇ビジネスホンの機能を使っての転送(機械転送)
では、まず機械転送からですね!
文章だけだと分かりづらいかと思いますので、図で説明します💡
お客様の携帯電話から発信すると、まずビジネスホンの外線ボタンで受けとります。
そして、その受けた電話を別の外線ボタンから発信してますね!
上の図で言うと外線ボタン①で受けて、外線ボタン②で発信しています。
そのため、当然ながら外線ボタンは2つ埋まってしまい、更に転送先に表示される番号はこのビジネスホンの番号になってしまいます。
これが機械転送の場合の最大のデメリットで、電話に出ることが出来なければ、一体どこからの電話だったのかが分からなくなってしまいます。
費用に関しては、ビジネスホンの機能を使って行うため、月額費用は掛かりません。
通話料金は【お客様→会社】【会社→転送先】と両方に掛かってきます。
まとめます💡
- 月額料金は掛からない。
- 通話料金は【お客様→会社】【会社→転送先】と両方に掛かる。
- 表示される番号は会社(店)の番号。
◇ボイスワープ
次にボイスワープです💡
お客様の携帯電話から発信すると、まずビジネスホンの外線ボタンで受けようとしますが、電話会社(この図でいうとNTT)が『ボイスワープ設定されてるよ!』と教えてくれてますね!
ですので、実質ビジネスホンには寄り道しただけのような形になって、そのまま転送先に発信されています。
当然、転送先にはお客様の電話番号で掛かってきますので、電話に出られなくても折り返し先が分かるというメリットがありますね☆
費用に関しては、電話会社のサービスを使って行うため、月額料金が500円~800円(回線によって異なる)掛かります。
通話料金は機械転送同様に【お客様→会社】【会社→転送先】と両方に掛かってきます。
まとめます💡
- 月額料金が発生、500円~800円(回線によって異なる)
- 通話料金は【お客様→会社】【会社→転送先】と両方に掛かる。
- 表示される番号はお客様の番号。
◇まとめ
最近ではメールの普及もあり、留守番電話ほど需要は高くなくなったようにも思いますが、それでもまだ需要が多い転送サービス💡
1本の電話から思いがけぬビジネスチャンスに発展することもありますし、電話が鳴りっぱなしの状態は良い状態とは言えないものですよね。
機械転送もボイスワープも外線ボタンにワンタッチで【開始/解除ボタン】が割り当てられますので、是非上手く活用していただければと思います!
ただ、転送を多く使う企業の場合はどうしても通話料金が多くかかってきますので、最近流行りのクラウドホンを検討してみるのも良いのでは無いかと思いますね!
それでは貴社の繁栄を心よりお祈りしております。
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