前回はひかり電話の仕組みについて書かせていただきました☆
今回は、そのメリットとデメリットについて記事にしていきたいと思います💡
ひかり電話の仕組みや営業マンの手法については下記の記事にて解説しています!
◇ひかり電話オフィスにするメリット
まずはひかり電話のメリットについて書いていきたいと思います💡
色々とメリットがあるんですが、まずは1番代表的なこちらから!
メリット①固定費で掛かる、通信料のコストダウンが出来る!
これが理由でひかり電話に切り替えた方は相当に多いのではないでしょうか?
ひかり電話に切り替えようと思っている方のほとんどの企業の理由もこれになるんじゃないかなと思っております💡
なぜ安くなるかに関しては、冒頭に触れた【今さら聞けないけど、そもそも光(ひかり)電話って何?https://otasuke-life.com/hikaridenwa-shikumi】という記事で書かせていただいたので、深くは掘り下げませんが、簡単に言うとこんな感じです☆
上記の図のように、光回線1本で【電話】【FAX】【インターネット】が使えるため、回線の基本料金が大幅に削れるんですね!
1番大きなメリットと言っても良いのではないでしょうか💡
メリット②課金制で掛かる、通話料金のコストダウンが出来る!
次にこちらになります!
仮にNTT東日本・西日本のISDN回線やアナログ回線を使用していたとして、電話を掛けます💡
すると・・・
上記の図のようにたくさんのNTT局を通るため、通話をする相手が遠ければ遠いほど、通話料金が高くなってきます。
ちなみに携帯電話への通話料金も高いです。
こんな感じです。
携帯電話の方は1分当たりの課金になります💡
ひかり電話にすること、固定電話への通話料金は全国一律で3分8円になります☆
携帯電話に関しては1分16円~17.5円(キャリアによって異なります。)になりますので、特に通話料金の多い法人様だと、通話料金だけで万単位での削減になることも珍しくありません。
同じところに同じように電話をしているのに料金がこれだけ変わってくると、それだけでもひかり電話にするメリットは大きそうですね☆
メリット③請求書(明細書)の管理がしやすくなる。
経理の方って本当に大変ですよね☆
毎月のように集計されて、管理されて・・・
色んな所からバラバラと色んな日付で明細書が送られてきて・・・
通信料金の明細書は基本的に回線ごとに届くようになっているので、ひかり電話にすると、回線としては光回線1本分💡
ですので、明細自体も一括して送られるようになります☆
これは結構、経理の方に喜んでいただけることが多かったですね!
営業していて、最初は非協力的だった経理の方が、このメリットで一気に協力してくれるようになったこともありました☆
少し明細が少なくなるというだけでも、嬉しいくらい経理の方は大変な仕事なんだと感じたことを思い出します💡
以上、この3点がひかり電話にすることによっての大きなメリットと言えると思います。
◇ひかり電話オフィスにするデメリット
さて、次にデメリットです☆
当然、ひかり電話にはデメリットもありますので、それについても書いていきます📝
デメリット①工事が必要になる。
まぁこれはデメリットと呼べるのかどうかと言った感じですが、当然のことながら工事が必要になります☆
ひかり電話にするのには物理的に言うと特にビジネスホンを買い替えたりする必要はありませんが、回線の工事が必要になり、そこに費用が掛かりますので、注意が必要になってきます。
工事費はお客様の回線数や状況によって変わってきますが、半年もすれば安くなった月額費用でペイ出来てしまう企業様が殆どなんじゃないかと思います。
NTTに電話をすると説明に来てくれますが、割と高い確率でNTTのビジネス担当部門の方からの折り返しになり、後日説明に来ると言って電話機などの営業を受けることになると思います。
ですので、電話機等を変える意思が無い場合は、その意思を前もって伝えておいたほうが間違いないかと思います💡
デメリット②停電に弱い。
ひかり電話のデメリットとしてよく挙げられますが、ひかり電話は停電に弱いです。
構成図を見ていただければ分かりやすいかと思いますので、先ほども使用した図を改めて貼っておきますね💡
このように光回線からONUと呼ばれる回線終端装置やVGと呼ばれる機械(直収型もありますが)を通して主装置に収容されているため、それらの電源が落ちてしまうと電話やFAXが使用できなくなってしまいます。
それにより、ひかり電話は停電に弱いと言われてるんですね!
ですが・・・
この主装置(交換機)にも電源が使われており、無停電装置などが使われていない場合に関しましては、いずれにしろ電話・FAXは使えなくなります。
なので、一部を除いてはそこまで影響がないのが事実ですね💡
今は携帯電話も多く普及していますし、そこまで大きなデメリットでは無くなってきているような気がします。
デメリット③掛けられない番号がある。
0170の伝言ダイヤルですとか、0910の公専接続等は利用できなくなります。
そのほか、00から始まる番号も掛けられなくなります。
こちらは国際電話が多いかと思いますが、掛け方が変わるだけなので、そこはご安心頂ければと思います。
あとはいわゆるF網と呼ばれる、不動産の方が一時期多く使われていたものですが、そちらも使用できなくなりますので、その場合はF網用に回線を残す必要が出てきます💡
そのほかの掛けられない番号に関してはリンクを貼っておきますので、そちらをご覧ください。https://flets.com/hikaridenwa/use/access.html
一般的に通常、業務をしていく中ではあまり使われる番号では無いと思いますし、今は携帯電話も普及してますからね!
恐らく支障が無い方がほとんどだとは思います☆
デメリット④一部、使えないサービスがある。
これを知らずに全部ひかり電話に見直せると言って、営業をしていた営業マンを過去多く見てきました・・・
知らずに工事をしてトラブルになったというケースもいくつも聞きましたね。
代表的なところでいうと、セコムなどの警備回線💡
こちらはISDNで繋がっているところが多いため、ひかり電話にすると使用が出来なくなります。
次にカード決済をしているお店などに多いCat端末です💡
こちらもISDNで繋がっている場合が多いので、ひかり電話にすると使用できなくなります。
ですが・・・
今の警備回線やCat端末は光に対応しているものが出てるんですよね!
なので、その端末自体を光に変えてしまえば問題なく利用が可能です☆
そして、ここでちょっと裏技です☆
警備会社の端末をISDN用の物から光回線用に変えようとすると取り換えの費用が掛かる場合が多いんですよね!
実はこれが理由で、ひかり電話にするのを諦めた方って結構いらっしゃったりするのですが、そもそも警備会社の月々の料金って見直ししてますか?
相見積もりを取って警備会社を選定してる方って意外に多くないんですよね💡
こういった機会に他の警備会社の料金を聞いてみたりしてみると意外にも光の端末に変えるのをサービスしてもらえたり、ある会社の例だと警備自体の値段がガクッと下がったこともありました。
通信の営業をしていた時には、そんな感じで電話と関係の無さそうな部分も含めてコストダウン出来そうであれば、一旦は警備会社のほうの見直しを進めてもらって、同時工事で、電話も見直したほうが良いですよ!という話をしていました。
お客様側からすると、そんな営業をされた経験は無いので驚かれてましたが、あまり焦って契約を取りに行って、お客様のメリットが少なくなってしまうようでは私の営業成績と売上以外の意味を持たないですからね。
◇まとめ
いかがだったでしょうか!
これはあくまで私の場合ですが、これから起業をする方には、ほとんどの場合はひかり電話を勧めると思います💡
未だにひかり電話にしていない会社というのは何かしらの理由があるのだと存じます。
しかし、それが『良く分からないから。』や『通信の営業が嫌いだから。』というものであれば、そのような理由で損をしているというのは勿体ない気もします!
良くも悪くも、色々な業者がいてなかなか難しい部分もありますが、当サイトにて少しでも力になれれば嬉しく思います。
また、不明点があったり、そのような営業が来ていて判断がつかいという場合には、お問い合わせフォームより、ご連絡ください☆
私は趣味の延長のような形で行っているので、一切料金は頂きませんので。
その代わりと言っては何ですが、初めてのお問い合わせの場合に関しまして、電話での問い合わせは行っておりません。
イタズラ防止の為ですので、ご了承ください☆
まずはメールフォームにて、ご連絡いただければと思います。
いきなりメールフォームでの連絡に抵抗がある方は(そういう方がいらっしゃるかは分かりませんが・・・)、下記のコメント欄でも大丈夫です💡
それでは、貴社の繁栄を心よりお祈り申し上げます。
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