電話回線のアナログ回線・デジタル回線(ISDN)何が違うの?

2025年に廃止予定と言われている。アナログ回線とISDNと呼ばれるデジタル回線。
中にはそのような切り口で営業電話が掛かってきて心配になった方も多いのではないでしょうか?

私としては完全移行するには、いくつもの壁があるためにそう簡単にはいかないだろうと思っております。
実際に、一部のみをIP網に変えるだけで、特にユーザー側が手続きをする必要が無いという情報も出始めていますね💡
そのやり方の方が、現実的ですし可能性は高いでしょうね!

そもそもアナログ回線とデジタル(ISDN)回線とは?


アナログ回線とISDN回線とは、いわゆるメタルで出来た回線であり、従来の回線です。それぞれ簡単に特徴をまとめてみましたので、まずはそちらから☆

容量(Mbps)などもありますが、そういったものに興味がある方はなかなかいらっしゃらないと思いますので、抑えておいたほうが良い部分のみを図にしています💡
音質の違いも通話していて気が付くかと言われると、まず気が付かないと思います。

一般家庭用向けの電話機だったり、FAX回線はアナログ対応のものがほとんどの為、ISDNの方はTAと呼ばれる機器を取り付けてアナログ回線に変換をしています。

こんな感じですね💡
順番的にはアナログの方が古く、ISDNの方があとに出てきた回線です☆
料金を比較すると分かるとは思いますが、2回線以上使用する場合に関してはISDNの回線を使用したほうが基本料金が安くなるため、一気に広まることとなりました!

以前、【そもそもビジネスホンとは何なのか?】という記事で使用をした図です。
ISDN回線が広まる前は下記のように使用をしておりました。

アナログ回線を6つ使用しており、6人同時に通話することが出来る状態になっていますが、ISDNにすることによって、回線の本数を3本に減らせたんですね💡

アナログ回線:2,500円×6本=15,000円
ISDN回線:3,530円×3本=10,590円

たった6人同時通話の状況で、4,500円程度の通信コストの見直しが出来るとなれば、一気に広がっていくのも分かりますね☆
それこそ50人規模や100人を超えるような会社にとっては一刻も早く、切り替えを行いたいと思ったことでしょう☆

そして、またしても通信バブルのようなものが起こり、ビジネスホンの販売業者がデジタル回線対応用のビジネスホンや先ほど出てきたTAの販売等で、売上をグングンと伸ばしていったのです!

今はひかり電話の普及が進んだことで、新規で引くことが少なくなってきた回線ですが、インターネットを引いていないような家庭、またイフライン用の電話回線として、根強く残っている回線となっています☆

意外と解約が出来ていなくて残っていたなんてこともあるので、法人代表の方、もしくは経理の方で通信料金の明細を見れる方は、1度見てみると良いかと思います💡

それでは、貴社の繁栄を心よりお祈り申し上げます。

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