今さら聞けないけど、そもそも光(ひかり)電話って何?

今回は電話のお話💡
最近ではひかり電話自体の普及がかなり進んでおりますので、既に取り入れているところも多いかと思いますが、通信業者アレルギーの方や、別記事で書いたようにキャンペーンの関係で、未だに従来のISDNやアナログといった回線を使用している方もいらっしゃるかと思います☆

ですので、今回はそんな光(ひかり)電話の仕組みについて書いていきます☆

◇ひかり電話とは

ひかり電話とは光ファイバーを利用した電話サービスです☆
光電話とひかり電話は同じような物で、NTT東日本・西日本が提供している光電話の商品名がひかり電話というだけですね💡

通信業界に衝撃が走ったひかり電話の誕生!
それまで光ファイバー=インターネットをするための物だったのが、ある日いきなり『電話回線としても使用できるようになりました!』となったわけで、そうなると

えっ?今までの電話回線は必要ないの?
電話回線を引かなくても電話で切るってこと?
いったいどんな仕組み?電話機変えないとダメなのかな?

と様々な疑問が上がるととも・・・
ん?これってビジネスチャンスじゃね?と気が付くのです💡

◇ひかり電話の仕組みと料金

【構成図】

上記の図を見ていただくと分かるように光回線1本で【電話】【FAX】【インターネット】と全て使用することが可能となっています。
(ここではビジネスホンを使用しているということを例にしているため、ビジネスホンの交換機(主装置)に電話に変換された回線を収容しています。)

ちなみに〖同時通話数〗は一般的に〖ch(チャネル)〗という呼ばれ方をされます。

それぞれchの数や番号の数によってオプションの料金は変わってくるものの、回線の基本料金は光ファイバーの1本分で済みますので、かなりお得です💴✨

通常は、ひかり電話の基本料金という形で1,300円掛かりますが、その中に3ch+1番号が含まれておりますので、3ch(400円×3)1番号(100円)と1,300円になりますので、同じような感じになります☆

光回線にはONUと呼ばれる回線終端装置(モデムのようなものと思ってもらえればいいと思います。)から、VG(又はOG)と呼ばれる機械などで電話回線に変換し、電話・FAX用の回線とインターネット回線に分けて使用が出来るようになっています💡

このVG(OG)はかなり重要で、これを少しだけ知ることかによって、ひかり電話のことを一気に踏み込んで知ることが出来るので、次はその説明をしていきます☆

凄い簡単なので、サクッと呼んでみてください💡

◇VGまたはOGについて

先ほども書かせていただいたように、光ファイバーを電話回線に変換する機械だと考えてもらうと分かりやすいかと思います☆

VGには大きく分けて2種類あり、それぞれ下記の機能を持っています💡

  • アナログ回線に変換。
  • デジタル回線(ISDN)に変換。

これだけです!

何でこれが重要なのかというと、よく『ひかり電話にすると電話機を変えないといけません。』みたいなのがあると思いますが、このVGの仕組みが電話機を変えなくても問題ないということを証明しているからなんです☆

簡単に言うと、ビジネスホンの多くは【アナログ回線用】【デジタル回線用】に分かれています。
(正確に言うと【光直収タイプ】もありますが、これは後で書いていきますね。)

つまり、あなたの会社で使われているビジネスホンが【アナログ回線用】であれば、【アナログに変換できるVG】を【デジタル回線用のビジネスホン】であれば【デジタルに変換できるVG】を入れれば、もうそれで済んでしまうんですよね💡

それをあえて、対応していないVGを手配することによって、ビジネスホンを入れ替えた整合性を合わせるような売り方をした販売業者が多発しました・・・

酷い時には、『電話機を変えなくても【アダプタ】をリースすれば出来ます。』と言って、やり方によっては不必要なアダプタを取り付けている場合もありました。

こんな感じです。全く意味ないですね・・・
これなら初めから【アナログ用のVG】を入れればアダプタは不要です💡

そんな背景には・・・

営業マン

ひかり電話にするとお得ですよ!

お客様

電話機変えないといけないんでしょ?
それならやらないわ!

営業マン

それが変えなくても出来るようになったんですよ!

そうなの?
それなら1回、話を聞いてみても良いかしら・・・

ということがあり、結果として営業の幅を広げるのに大きく役立ちました💡

後からクレームを言ったところで、実際に【その構成だと】はアダプタを外してしまうと電話は使えなくなってしまうので、必要であるというのは嘘にならないんですね。
全く持って酷い話だなと思います。

このVG(またはOG)ですが、NTTのレンタル料金が掛かります。

4ch(4人同時通話)までのもので1,000円/月
8ch(8人同時通話)までのもので1,500円/月

そこで、今度は企業努力によって【アナログ用】【デジタル用】だけでは無い【光直収用タイプ】というビジネスホンが生まれたんですね!

◇光直収用のビジネスホン

これにより、先ほどまでのVG(OG)は不要になりました
見方を変えると、業者側としては【ビジネスホンを勧める理由】がまた1つ増えたわけですね・・・

この辺りから、徐々に『御社のビジネスホンは光対応じゃないんで・・・』という言葉が使われるようになった気がします。

ですが、ひかり電話にするからと言っても、わざわざ月に1,000円~1,500円のレンタル料金を抑えるために、直収型のビジネスホンに入れ替えるというのは、あまりにも大袈裟に思います💡

元々、ビジネスホンを入れ替えるタイミングであるのならば、問題は無いとは思いますが、特に変える必要も無いビジネスホンを買うには安くない買い物になりますからね。

もちろん、これからビジネスホンを導入する企業様や、ビジネスホンを入れ替えようと考えている企業様に関しては、この直収型のビジネスホンを導入することで、通信コストの見直しも出来ますので、そういった意味では良いかと思います!

次回は光(ひかり)電話のメリットやデメリットについて記事にしていきたいと思います。

貴社の繁栄を心よりお祈り申し上げます。

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