ビジネスホンの0円またはプレゼントキャンペーンのカラクリ

開業支援という見出しで、【ビジネスホン無料プレゼント】というものを見かけた方は結構いらっしゃるのではないでしょうか?

『ビジネスホン=高い』というイメージをお持ちであればあるほど、驚きますよね💡
今回はそんな開業支援キャンペーンの1つについて書いていきます☆

◇ビジネスホン0円やプレゼントキャンペーンは本当か?

今回もまず先に結論から言ってしまうと、こちらは可能です💡
ビジネスホンの料金だけでなく、工事費も無料にすることが出来ます

場合によっては複合機(コピー機)なども一緒に0円に出来たりしますので、かなりお得感を得られる場合も多いのではないでしょうか?

もちろん、ある条件をクリアするとということにはなりますが・・・

◇条件は?

気になる条件ですが、ここは起業する方であれば必須になってくるものが多いです💡

  • ①特定の電話回線の申し込み。
  • ②特定の光回線の申し込み。
  • ③特定のプロバイダーの申し込み。
  • ④その他、保守や遠隔サポートの申し込み。

と、大体はこんな感じになっています☆

この中のものを申し込むことによって、それぞれ割引がされるので、その結果として0円でビジネスホンが購入?出来たり、複合機まで付けれたりするんですね!
割引の金額や0円に出来るかに関しては、申し込む回線や本数によっても違ってきます

ただ、この中には申し込むことで反対に月額費用が高くなってしまうものや、後々にトラブルを生む可能性があるものも含まれていますので、気を付ける必要があります💡

では、1つ1つを詳しく見ていきましょう☆

①特定の電話回線の申し込み。

販売業者を経由して回線の申し込みを行うことによって、販売業者にインセンティブ(報酬)が発生します☆

その報酬の一部を値引きとして、充てることによって通常よりも安く購入してもらうことが可能になるんですね💡

電話回線といっても従来、使われていたISDNやアナログ回線といったいわゆるメタル回線光電話などがありますが、基本的に従来の回線(メタル回線)の方が販売会社に入るインセンティブが大きいため、値引きが多くなる傾向があります。

尚且つ、メタル回線の場合だと1本の回線当たり最大で同時通話2通話分しか容量が無いため、4通話必要なら2本、6通話必要なら3本というように申し込み本数が多くなるため、かなりの高額なインセンティブが受けられるので、この回線を勧めている販売業者はかなり多いと思います☆

簡単に図にしてみるとこんな感じです💡

6人同時通話の場合の構成図ですが、従来の回線の方が本数が多いことが分かるかと思います☆ここでいう2通話分可能なISDNはソフトバンクのおとくラインで3,380円、NTTのもので3,530円~3,780円(加入権の関係)となっています☆

ですので、上記の図の場合は安くても3,380円×3本=10,140円/月額が掛かります。

対して光回線の場合ですが、光回線の基本料金4,500円程度掛かりますが、
電話回線1通話分あたりが400円
電話番号1つにつき100円

となっているため、400円×6人同時通話分=3,200円/月額。番号100円×3番号=300円。
というようになり、6人同時通話+3番号の場合でも3,500円で利用が出来ます☆

そこに光回線の4,500円も掛かってきますが、それをいれても9,000円/月額です。
しかもインターネットは皆さんご利用されますよね?

従来のメタル回線の場合だと、そこにプラスして光回線も引かないとなりませんので、金額差はもっと大きくなってきます💡

それもあって、『光電話の場合だと、0円になりません。』と言ってくる販売業者や『0円にするため、まずメタル回線で引いておいて、のちに光電話に変えましょう。』というような業者が増えてきております。

②特定の光回線の申し込み。

続いて光回線の申し込みです☆
こちらは良く回線の代理店などが、キャッシュバックキャンペーンをやっていたりしますので、イメージしやすいとは思いますが、電話回線と同様、販売業者を経由して回線の申し込みを行うことによって、販売業者にインセンティブが発生する仕組みです

以前にも書きましたが、特殊な場合を除くと企業の光回線はNTT東日本・西日本のものが良いと考えております。(気になる方は下記の記事を参照ください。)

ですので、多くの企業はこちらのいわゆる【フレッツ光】を使っておりますし、今回のような販売業者が勧めてくるものも、この【フレッツ光】が多いかと思います💡

ただ下記のように、ご自身で申し込めば貰えたはずのキャッシュバックが貰えなくなってしまうデメリットがありますので、そちらは値引き額とキャッシュバック額を比較してみるというのが非常に重要になってくるかと思います☆


当サイトから“フレッツ光”お申し込みでおトクに開始♪【フレッツ光】

ちなみに上記のリンクより光回線の申し込みが完了した場合に関しましてはさ最大79,000円のキャッシュバックを受けることが可能となります💡

③特定のプロバイダーの申し込み。

正直、このプロバイダーに関してはそれほど深く考えなくても良いかもしれません☆
あえて言うならば、光回線を申し込んだところに、そのままプロバイダーもお任せするのがベターだなと考えております💡

プロバイダーのインセンティブに関しては、それほど大きな金額にならないということと、万が一にネットの障害が起こってしまったときに問い合わせ窓口が1つの方が解決するまでにスムーズにいく可能性が高いというのが主な理由になります☆

光回線の申し込み時に【指定のプロバイダー】がセットになっていることがほとんどですし、合わせて申し込むことをオススメします。

④その他、保守や遠隔サポートの申し込み。

最後にこちらです☆
これは本当に最近になって増えてきたなという印象💡

保守料金や、その他のサポートを付けることによって割引を入れるパターンなのですが、その代わりに月額の料金が増えることになります☆

安いところだと月額3,000円のサービスだったりするところもありますが、5,000円だったり、高いところだと10,000円以上もするところもあるので見極めが必要になってきます。

本当に必要だと思うようなサービスであれば良いと思うのですが、単純に値引きをしてもらえるからという理由や、0円に出来るからという理由で、申し込んでしまうと後々になって、使わないのにずっと料金が掛かっていて大きく損をしてしまったりとトラブルに発展することも出てきます。

なかなか忙しい中で、選定しているとついつい『もうここで申し込んじゃおうかな。』という気持ちになってくるのは、よく分かりますが、この【月額で料金が掛かるが目に見えないもの】に関しては費用が掛かっている実感を得るのが難しいために慎重になる必要性が高いと感じております💡

◇まとめ

ここまで読んでいただいた方は、『それじゃあ、もうどうすればいいの?』という状態の方も多いのではないかと思います!

では、メリットとデメリットをそれぞれ簡単に書いていきますね💡
また、提案されている内容が本当に良いのかどうか悩んでいるときは【お問い合わせフォーム】よりご連絡いただければ出来る範囲でお答えさせていただきます☆

◇メリット

  • 初期費用が抑えられる可能性が高い。
  • 一括して任せられるので手離れが良い。
  • 会社を運営していくに当たって必要なものを勧めてもらえる。

◇デメリット

  • 月額費用が高くなってしまう可能性がある。
  • 自身で申し込めば貰えるはずだったキャッシュバックキャンペーンがもらえない。
  • 販売業者とのやり取りになるため進捗確認がしづらい。
  • 必要が無いものに契約してしまう可能性がある。
  • 販売業者を介して申し込んだので、契約内容を知っている販売店が定期的に営業活動をしてくる可能性が高い。

と大きく分けるとこんな感じでしょうか💡
開業時に敢えて余分なオプションサービスを付けることによって、販売店が時期を見てコストダウンを切り口にした営業がしやすくなるということもあるので、そういったものも含めて見極めていくことが重要になってくるのかなと思います☆

このあたりに関してはまた別記事にて書いていこうと思います。
それでは、貴社の繁栄を心よりお祈り申し上げます。

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